飲食店舗での防犯カメラ活用事例。 防犯・従業員の意識向上に活用

飲食店舗での防犯カメラ活用事例。 防犯・従業員の意識向上に活用

株式会社アイティープラス 様
業種:飲食業
取材ご対応:田中 大輝 様(統括)
URL:https://it-plus.jp/

導入サービス
USEN Camera ライト

株式会社アイティープラスは、不動産事業・飲食事業・自動車販売・輸出事業など、さまざまな事業を幅広く手掛けている企業です。
その中で今回お話を伺ったのは、クラウドカメラを導入しているという飲食事業。系列の店舗は35~40店舗ほどあり、ほぼすべての店舗でUSEN Camera Solutionsのクラウドカメラ「USEN Camera ライト(旧サービス名称:キャンクラウド)」を導入しています。

社内では、防犯カメラを管理する担当がつき、映像についてもしっかりと管理されています。

USEN Camera ライト導入のきっかけや理由

防犯カメラを導入しようと思った理由は何だったのでしょうか?

店舗のオープン時にはカメラを導入していなかったのですが、店舗のセキュリティを強化するという目的と、店舗内でトラブルがあった際に対応するという目的でずっと導入したいと考えていました。
防犯カメラがあるか否かで従業員の意識も変わってきますし、トラブルがあったときにはカメラの映像が問題解決の糸口になります。カメラ導入前は、何かトラブルが起こった後に対応などを考えており、事後判断になってしまっていました。そういったことを防ぐためにも、カメラがあったほうが便利かなと話し合い、導入を決めました。
たとえば金銭トラブルがあったときなど、カメラの映像があれば問題が起こった時間や処理したものなどがすぐ確認できて、解決に至るまでのスピードが早くなります。また、従業員もレジを「間違えてはいけない」という気持ちにもなります。
トラブル防止や解決だけでなく、従業員の意識向上の面での期待もありましたね。

USEN Camera ライト導入のきっかけは何だったのでしょうか?

チラシを見て知ったのがきっかけでした。金額が安かったので気になり、連絡をして対応していただきました。
まず最初は数店舗からはじめたいと相談し、徐々に導入店舗を拡大していきました。今はほぼ全店舗に設置しています。

導入の際、従来のハードディスクで保存するアナログカメラと比較はしましたか?

比較はしましたが、やはりハードディスクで保存するカメラは値段が高いように思います。USEN Camera ライトは単純に値段が安かったことと、営業の方にいろいろ相談に乗っていただいたり、よくしていただいたりなどのサポートもよかったため導入することに決めました。

株式会社アイティープラス 統括 田中大輝さん

クラウドカメラの運用方法

アイティープラス様は飲食事業でもさまざまな業態を展開されていますが、業態によってカメラの設置場所は変えているのでしょうか?

いえ、全店舗同じ設置の仕方をしています。1店舗2台で、レジ回りと店内が一番見えるところに設置しています。

実際にこれまで、事故や事件などはありましたか?

お店を閉めている時間帯に、扉をこじ開けられたことがあります。それがカメラの映像にしっかりと残っていたので、警察に被害届を出すという対応ができましたね。

店舗に設置している防犯カメラ。こちらはレジ上のカメラ

カメラの映像管理はどのように行っているのでしょうか?

映像は、ある程度決まった人しか見られないようにしています。クラウドカメラは映像が綺麗で、遠隔から見ることができたりと便利ですが、その反面、管理する側もそれで管理を補ってしまうという可能性が出てきます。
しかし、店舗を回って、しっかり自分の目で現場や従業員の様子を見て、コミュニケーションを取るということがやはり大事。それと相反する部分があるので、ある程度決まった人しか見ることができないようにしているんです。
店舗で何かトラブルがあった場合は、責任者に伝えてもらい、カメラの映像を管理する人間が見るという管理体制をとっています。

カメラの導入は、従業員にとっては窮屈な思いをすることもあると聞きますが、それについてはどう思いますか?

防犯カメラがあることは、何かトラブルがあった時に、いい方向に向かうものだと思っています。トラブルが生じた際、カメラの録画映像で確認できれば、その映像が証拠になるから一番良いのではないかと思います。それがなければ、何が正解か不正解かわからないですからね。

監視されていると考えるのがまずおかしいと思うんです。特定の誰かを監視するというのではなく、あくまでお店を管理しているだけということがうまく伝わると良いのではないでしょうか。

手厚いアフターサポートが魅力の「USEN Camera ライト」

カメラの映像について、トラブルなどはありましたか?

インターネット環境を利用して録画するものになるので、映像の不調などは起こることがあります。その際は営業の人に逐一連絡して、直しに来てもらっています。

僕は防犯カメラの管理を担当しているので、全店舗ちゃんと映っているか定期的に見ているんです。もし映っていない時間があれば、その時間帯に事故や事件があった場合、事後対応ができません。カメラを設置している意味がなくなってしまいますよね。
そのため定期的にちゃんと録画できているかの確認をして、不調があった際は営業の人に見てもらって、直してもらっていますね。

その際のサポートはどのような感じなのでしょうか?

比較的レスポンスはよくしてもらっています。不調の際は、僕らは何も触らず、連絡して来ていただくのですが、だいたいすぐ直していただけるので問題なく利用できています。

取材日:2020年11月
※本記事に掲載されております情報はすべて取材時点のものです。