複数ブランドのFC展開を進める東京やまはち産業がクラウドカメラを活用して店舗の防犯・管理体制を効率化

複数ブランドのFC展開を進める東京やまはち産業がクラウドカメラを活用して店舗の防犯・管理体制を効率化

株式会社東京やまはち産業 様
業種:飲食業
取材ご対応:飯島 良 様(店舗マネージャー)
URL:https://yama-8.co.jp/

導入サービス
USEN Camera ライト

「世の中のすべてのモノを活用し関わるすべての人を幸せにする」この経営理念の元、業種、業態を問わず、豊かな暮らしを届ける付加価値の高いサービスを提供する株式会社東京やまはち産業。現在、同社が運営している20店舗にクラウド型防犯カメラ『USEN Camera ライト(旧サービス名称:キャンクラウド)』をご導入いただいています。 USEN Camera Solutionsでは、実際に店舗の運営を担うエリアマネージャーがどのように『USEN Camera ライト』を活用されているのか、店舗マネージャーの飯島 良様に話を伺いました。

複数店舗を運営していく中で感じてきた課題

2021年より『USEN Camera ライト』をご導入いただいておりますが、どのようなきっかけでご導入されたのでしょうか?

東京やまはち産業では複数のブランドをフランチャイズ(FC)で運営していますが、FCごとにルールが異なるため本部での一括管理が難しく、多くの部分を現場に任せてしまっていました。 我々管理する側としては各店舗の状況をしっかり把握しておきたいのですが、移動も多く、1店舗に対して見れる時間がどうしても短くなってしまっていたので、どうにかそこを改善したかったんです。 そんな中、以前からBGMサービスでお付き合いがあったUSEN Camera Solutionsさんからご提案いただいたのが『USEN Camera ライト』です。

「元町珈琲 石神井公園の離れ」の店内

「場所や時間を選ばない手軽さ」と「営業のレスポンス」が『USEN Camera ライト』導入の決め手

『USEN Camera ライト』を導入された決め手をお聞かせください。

まず良いなと思ったのは、スマホからどこにいても映像を見られることです。実は他社のカメラを設置している店舗もあるんですが、そちらはスマホで映像を見ることはできないのが難点でした。
その点、場所や時間を選ばず使える『USEN Camera ライト』は魅力的です。

でも、一番の決め手は営業さんのレスポンスの早さなんです。
新規出店、撤退案件の情報開示をできるタイミングがなかなか難しく、いつも急なご連絡になってしまうのですが、そのようなこちらの事情も理解いただいた上で対応してもらっているので、安心してお任せすることができます。トラブルがあっても対応が早いので、プロフェッショナルとして信頼しています。私にとって100点満点ですね(笑)。

「元町珈琲 石神井公園の離れ」の外観

『USEN Camera ライト』導入後の効果

具体的には、どのような管理を現場に任せていたのでしょうか?

例えばシフトの管理などは現場に任せていることのひとつです。
シフトについては、日によっては事前に申請された人数と実際に配置している人数が異なることがあります。以前はその配置が実態に合ったものなのかを確認することができませんでしたが、『USEN Camera ライト』を導入してからは実際にカメラ映像で確認をすることができるようになったので、現場に任せっきりにならず「今日は人数が多いよね」と事実を確認しながら、適切な人員の整備を進められるようになりました。

接客業ではレジでの金銭トラブルも発生しやすいと聞きます。そのあたりはいかがでしょうか。

やはり当社でも例外ではなく、釣り銭のお渡しミスなどの「現金誤差」の課題があります。
これも人員配置の課題と同じく、現金誤差が発生した場合には実際の映像をもとに原因を検証できるようになりました。今では、その場での指導だけではなくマニュアルの改訂などにも役立てています。
トラブルは、こちら側のミスの場合もありますし、お客様側とのトラブルが原因だったりもしますが、そういった事もマニュアルを改訂してからは1回くらいしかないんじゃないかな?

あとは防犯ですよね。
変な人が入ってきたなとか、この人おかしいねとかいうのをすぐ見つけられるっていうのが大きいです。
また、東京やまはち産業の経営理念のひとつに「不正を働かない」というのがありますが、その理念を順守するための抑止力にもなっていて、非常に良かったなと思います。
スタッフにも、「防犯上の理由で防犯カメラつけてるよ」と伝えてあるので、適度な緊張感を持って仕事できているんじゃないかな。色々な意味で、カメラの導入はプラスの効果が多いと思います。

どこでカメラ映像を見ることが多いですか?

外出先で見ることが一番多いですね。移動中や次の打ち合わせまで空いた時間に、スマホでスタッフの対応を確認して、気になるときにはすぐに店舗に確認を入れています。

レジ上に設置したカメラ

カメラの導入でクレームが10%削減

飲食業では「人(スタッフ)」に対してクレームが入ることがものすごく多いんです。
業務上必要な会話でも、ちょっとした雑談でも、すべてお客様からは「遊んでる」と映ってしまったりするので、実際の勤務態度をカメラで確認することがスタッフを指導することにも守ることにも繋がります。
そういう確認作業を繰り返すことによって状況が改善されていき、大体10%ぐらいのクレーム削減ができたかなと思います。
今までは「目に見えないから仕方ないよね」と、うやむやにしていた部分がカメラによって見える化されたことが、本当に大きいです。

貴重なお話をありがとうございました。最後に今後の「東京やまはち産業」の取り組みについてお話しいただけますか?

東京やまはち産業では、これまで主にフランチャイジー(FC加盟者)の立ち位置で店舗運営してきました。引き続きそれを拡大していくと共に、「常勝軒」「新木場ビアバー」といった弊社のオリジナルブランドも増やしていき、フランチャイザー(FC本部)としても地位を確立していきたいと考えています。

「元町珈琲 石神井公園の離れ」の外観

取材日:2023年6月
※本記事に掲載されております情報はすべて取材時点のものです。