AIセンサーカメラでの顧客分析データをもとに高松の魅力をさらに発信する高松シンボルタワーに

AIセンサーカメラでの顧客分析データをもとに
高松の魅力をさらに発信する高松シンボルタワーに

シンボルタワー開発株式会社様インタビュー

USEN Camera SolutionsのAIセンサーカメラを導入した理由3選

他社比較で
導入しやすい
価格帯

フィールドエンジニアを
グループ内に抱えているので
対応がスムーズ

深い商材知識と
顧客に寄り添える
高い営業力

今回ご導入いただいたAIセンサーカメラ概要

サービス名称 USEN Camera スタンダード【AI分析プラン】
型番 UAS-01W
特徴 来店客属性の情報を取得できる分析機能、顔認証による顧客管理機能を兼ね備えたAIカメラ機能を搭載

「属性分析の精度も70~80%と高く、AIセンサーカメラを導入したことで、高松シンボルタワーの人流が明確になりました。データの利活用を進めることにより、さらに高松の良さを感じてもらえるシンボルとして生まれ変わることを確信しました」


シンボルタワー開発株式会社
管理部長 松村 孝則 様

シンボルタワー開発株式会社 紹介

シンボルタワー開発株式会社は、四国一の超高層ビルで、サンポート高松(所在地:香川県高松市)のランドマークである高松シンボルタワーを管理・運営しています。当タワーは、シンボルタワー開発株式会社と香川県及び高松市の三者の所有であり、オフィスや商業施設、公共施設などで構成されています。

高松シンボルタワー外観

USEN Camera SolutionsのAIセンサーカメラを導入した決め手

USEN Camera Solutionsを知るきっかけ

松村様:高松シンボルタワーの来場数カウントや来場客属性を収集・分析ができるAIセンサーカメラの導入を検討していた時に、知り合いの企業から紹介いただきました。4社ほど紹介いただいた中で、そのうちの1社がUSEN Camera Solutionsさんでした。

各企業情報を調べ、3社と打ち合わせし、比較検討いたしました。

AIセンサーカメラを導入する前は、どのような課題を抱えていたのでしょうか。

松村様:当社と香川県、高松市の共同所有のタワーなので、地域を代表する大型のイベントが開催されることが多いですが、正確な来場数や来場客属性を収集・分析などの効果測定を行えていないことに課題を感じており、当タワーに入居する商業テナントに対して、情報提供をしたいと感じておりました。

具体的には、イベント開催時に商業テナントへ来場数の情報提供を行うことや、来場客属性を収集・分析したうえで、そのデータをもとに、食事メニューや商品を準備することで、商業テナントや来場者にご満足いただきたいと思っています。

高松シンボルタワーの目の前に、新しく2024年に建設された商業施設があるのですが、その施設では来場数を取得していたため、AIセンサーカメラの導入に際して、さらに背中を押してもらうタイミングだったと思います。

USEN Camera Solutions のAIセンサーカメラを選んだ決め手

松村様:大きく4つあります。

1つめは、属性分析の精度が高いことです。
精度としては70-80%ほどの成果が出ておりました。
満足できる精度だと思っています。

2つめは、コストパフォーマンスが高いことです。
3社との比較検討を進めていきましたが、イニシャル、ランニング共に、一番良心的な価格帯でした。
「安かろう悪かろう」ではなく、精度が高く、コストパフォーマンスも高かった点に満足しています。

3つめは、フィールドエンジニアのサポート対応が柔軟だったことです。
2025年3月に中四国最大級の規模を誇る「あなぶきアリーナ香川」にてビッグイベントが控えていたこともあり、AIセンサーカメラ導入に向けて、かなりタイトなスケジュールではありましたが、フィールドエンジニアの対応が柔軟であり、予定通りに設置完了できました。

USEN Camera Solutionsさんに後から伺ったことですが、グループ会社が国内100ヵ所の拠点に約1,000名のフィールドエンジニアを有し、設置からメンテナンスまで一気通貫で行っているとのことで、フレキシブルに動いていただけた理由だと思っています。

4つめは、当社の抱えている課題や要望を理解し、営業さんが提案してくれたことです。
我々はAIセンサーカメラの知識も乏しかったのですが、導入に対する課題や要望をしっかりと汲んでいただき、わかりやすくご提案いただいたことも決め手の一つでした。

AIセンサーカメラ導入後の効果

松村様:AIセンサーカメラを導入し、約4か月になります。
効果測定という点では未来の話になりますが、売り上げのデータしかとれていなかった我々が、来場数のカウントと、来場客属性を収集・分析が行えていることが大きいと思います。
「あなぶきアリーナ香川」の通過者測定のため、通路に1ヵ所、そして他3ヵ所には属性分析の用途でAIセンサーカメラ設置をしていますので、イベントごとに効果測定をしっかりと行っていきます。

ありがとうございました。最後にシンボルタワー開発株式会社の今後の展望やPRなどお聞かせいただけますか。

松村様:高松シンボルタワーは、県庁所在地、そして高松駅から徒歩3分の立地にある、高松のランドマークです。高松の観光スポットも駅周辺に集まっていますので、観光客が立ち寄りやすいエリアになっています。
また当タワーの商業テナントは、香川県の食を代表する店舗を集めていますので、観光客が香川県を最後の最後まで堪能いただける場所だと自負しています。

四国地方で最も高い当タワーは無料でどなたにも楽しんでいただける展望台を備えています。
AIセンサーカメラを導入したことにより、発覚したことですが、展望台に足を運んでいる方が非常に少ないことが現状としてあります。
瀬戸内海の海が一望できるおすすめのエリアなので、高松市にお越しのすべての方に足を運んでいただきたいと思っています。

タワー棟29階展望台からの景色

ホール棟8階からの景色

USEN Camera Solutionsの役割と今後の展望

【すべてのお客様の課題を解決する】という思いの元、現場第一主義の営業が全国13拠点に在籍しています。
またグループ会社には、全国約100ヵ所の拠点に約1,000名のフィールドエンジニアが在籍しており、お客様のご要望に沿った迅速な対応が可能です。

当社では、「防犯/監視」という課題に対してカメラを導入するだけでなく、映像データを利活用し、「DX・省人化」「マーケティング活用」などのポジティブニーズにて、お客様の経営課題をサポートしていきます。

取材日:2025年4月
※本記事に掲載されております情報はすべて取材時点のものです。