スタッフの技術と想いを守るために。ビック・ママが選んだ“見守るカメラ”

スタッフの技術と想いを守るために。
ビック・ママが選んだ“見守るカメラ”

お直しコンシェルジュ ビック・ママ様インタビュー
株式会社ビック・ママ 専務取締役 木村 和代 様

導入サービス

株式会社ビック・ママ紹介

株式会社ビック・ママは、全国60店舗ある洋服のお直しを行っている会社です。
洋服のお直しをベースに、アクセサリー、靴、バッグなどのメンテナンスや補修も受け付け、外部の専門業者と提携して行っています。
「コンシェルジュ」のコンセプトに基づいており、顧客が訪問すれば、お洋服のお直しに関する全ての悩みが解決できるように、修理とクリーニングを主軸にサービスを提供しています。

ビック・ママ様

USEN Camera Solutionsのクラウドカメラを導入した決め手

USEN Camera Solutionsを知ったきっかけ

もともと一部の店舗には防犯カメラを設置していましたが、増設や他店舗への展開を検討するなかで、改めて導入できるカメラを探していました。そこで、USEN Camera Solutionsさんにたどり着いたのがきっかけです。
ちょうどカメラの選定に悩んでいたタイミングでもあり、まずは話を聞いてみようと思い、問い合わせを行いました。

選定時に重視したポイントと、不安の解消

問い合わせ後、営業の方が「近くにいるので、すぐに伺います」と、実際にそのまま来社いただくことに。ちょうど代表も同席できるタイミングだったため直接話をお聞きし、営業の方の対応が非常にスピーディーだったことが印象に残っています。
その場でサービス内容や「何ができて、何ができないのか」を明確に説明してもらえたことに、とても安心感がありました。
また、クラウドカメラに対して、初期費用やデータ保管料など、料金体系が分かりにくい印象を持っていましたが、「月額はこの金額です」と明確に提示していただけたことも、導入を前向きに検討できた理由の一つです。

導入の決断と、スムーズな立ち上がり

当社は複数店舗を展開しており、店舗ごとの調整に加え、商業施設内の店舗では施設側とのやりとりも発生します。そのため、当初は一部店舗でのスモールスタートを想定していました。
しかし、営業の方や設置時のエンジニアの方が、店舗や商業施設との施工日の日程調整まで直接対応してくれると伺い、それであればと一括での導入を進めることにしました。
操作面についても、クラウドカメラは難しそうという不安がありましたが、実際には説明書を細かく確認しなくても直感的に操作でき、スムーズに使いこなすことができています。
営業の方のスピード感や、こちらの検討タイミングがうまく重なり、検討から導入、運用開始までを終始円滑に進めることができたと感じています。

カメラの活用方法と導入の効果

カメラの活用目的

カスタマーハラスメントへの対策として従業員を守るため、またお客様とのトラブル発生時のエビデンスとして映像を活用したいと考え、クラウドカメラを導入しています。
あわせて、従業員の勤務状況のマネジメントとして、勤務時間が守られているか、制服の着用に乱れがないか、レジでの金銭トラブルが発生していないかなど、日々の店舗運営を適切に把握することも目的の一つです。接客業として、身だしなみやお客様への対応についても、全体のレベル向上につなげたいと考えています。

ビック・ママ様

導入の効果 1

「言った・言わない」のトラブルを映像で解消し、接客研修の教材としても活用
お直しの受付では、同じブランド・色・デザインの洋服を複数着購入されるお客様も少なくありません。実際に、同一デザインのボトムスを別日に持ち込まれ、異なる指定でお預かりしたケースがありました。後日「仕上がり寸法が違う」とのクレームがありましたが、カメラ映像を確認することで、受付時の採寸方法や説明内容を客観的に振り返ることができました。
現在は、こうした映像をもとに「どうすれば防げたのか」を検証し、研修用の教育動画としても活用しています。クレーム対応にとどまらず、接客品質の向上につながるツールとして役立っています。

導入の効果 2

不当な要求から現場を守る「客観的な証拠」。スタッフと取引先の安心を担保
ネックレスのチェーン切れ修理を有料で行った後、「修理箇所が再び切れた」として再修理を求められたケースがありました。伝票上は同じ内容であったため、再修理として受け取ることも可能な状況でしたが、修理業者からの指摘を受け、初回受付時とクレーム時のカメラ映像を確認したところ、持ち込まれたネックレスが別物であることが判明しました。初回にはなかった装飾パーツが、クレーム時のネックレスには付いていたのです。
映像という客観的な証拠があったことで、事実を丁寧に説明でき、不当な再修理対応を行わずに済みました。クラウドカメラは、クレーム対応だけでなく、スタッフや取引先を守るための重要なツールだと実感しています。

導入の効果 3

全国60店舗の遠隔「朝パトロール」で、接客品質の底上げと効率的な育成を実現
専務の毎朝の日課として、店舗カメラを通じて全国約60店舗の様子を確認しています。出勤時間になっても準備が整っていない場合などは、その場で店舗に直接電話をかけ、声がけを行うこともあります。ただ、この取り組みの目的はスタッフを監視することではありません。「朝の準備」がその日の接客品質や店舗の雰囲気を左右するからこそ、お客様を迎える前の状態を大切にしてほしいという想いがあります。
全国60店舗を日々訪問することは現実的ではありませんが、カメラを活用することで、遠隔でも現場の状況を把握し、直接コミュニケーションを取りながらの指導が可能になりました。
店舗カメラは、日々スタッフの育成と意識づけを支える新しい仕組みとして、非常に有効に機能しています。

導入の効果 4

レジ周りの可視化により、金銭トラブルの抑止とスタッフの心理的安全性を両立
以前は、店舗レジの不明金が発生しても、書類上の記録だけでは原因を特定できず、対応に苦慮することがありました。しかし現在は、レジを含むカウンター周辺が確認できる位置にカメラを設置し、金銭のやり取りを含めた状況を映像で確認できる体制を整えています。その結果、不明金が発生した場合でも、該当時間帯をすぐに確認できるようになり、金銭管理に対する不安が大きく軽減されました。
カメラ設置以降はレジ周りのトラブルは発生しておらず、現場・本部ともに安心して店舗運営ができるようになりました。
この取り組みは、誰かを疑うためのものではなく、スタッフ一人ひとりが安心して業務に集中できる環境を整えるための仕組みだと感じています。

ビック・ママ様

弊社の対応について

カメラは機械なので、時に不具合が起きることもあります。ただ不具合があった際、素早い対応をしていただけるので大変助かっております。
もし修理対応がたらい回しにされたり、確認に時間がかかったりして、カメラが使えない状況が長時間続いてしまうと営業に支障が出る可能性もありますが、USEN Camera Solutionsさんにはそのようなことがなく、とてもよいです。

ご意見・ご要望

導入したカメラシステムについては、操作性の簡単さを特に高く評価しています。
説明書を詳しく確認しなくても直感的に使える点や、画面分割表示の見やすさ、一括管理ダッシュボードの使いやすさなど、日々の管理がしやすい点は大きな魅力です。
一方で、映像活用の有効性を実感するからこそ、さらなる高画質対応に期待しています。
また音声についても、環境によってはファッションビル内のBGMや館内放送が影響する場面があり、そうした音の調整がより柔軟にできるようになると、さらに活用の幅が広がると感じています。

展望・PR

事業成長の先に見据えるもの
株式会社ビック・ママでは、国内100店舗体制を目標に、着実な事業拡大を進めています。
その成長の軸にあるのは、「お直し」という仕事を通じて、人の人生に長く寄り添う会社でありたいという想いです。
規模を広げながらも、一人ひとりの暮らしや想いに向き合う姿勢を大切にし続けています。

人生に寄り添い続ける企業であるために
同社が重視しているのは、ライフステージの変化に合わせて、無理なく働き続けられる環境づくりです。
結婚、出産、子育て、介護、更年期など、人生の節目ごとに働き方を調整しながら、「辞める」のではなく「続ける」選択ができる会社でありたいと考えています。
実際に80歳まで活躍するスタッフも在籍し、また、障がいのある方や手仕事に向いている方が、それぞれの得意分野で力を発揮できる環境づくりにも取り組んでいます。

「ゆりかごから墓場まで」――
人生のさまざまな場面で関わり続けられる存在であること。
それが、ビック・ママが描く理想の企業像であり、これからも大切にしていきたい価値観です。

インタビューを終えて 【取材担当者から一言】

今回のインタビューを通じて強く感じたのは、
ビック・ママ様のカメラ活用が「管理」ではなく「人を守るため」にあるという点でした。
クレーム対応やトラブル防止といった実務面はもちろんのこと、スタッフ一人ひとりが安心して働き続けられる環境づくり、そして長い人生に寄り添う企業文化がとても印象的でした。
現場を信頼し、見守り、必要なときにそっと支える。
その考え方は、まさに「見守るカメラ」という言葉がふさわしい活用方法だと感じています。
木村様、このたびはお忙しい中、貴重なお話をお聞かせいただき誠にありがとうございました。

取材日:2025年12月
※本記事に掲載されている情報はすべて取材時点のものです。